税理士事務所スタッフに必要な資格とは?
今回は、私自身が実際に取得した資格について、税理士事務所で働く上での「重要度」と資格の「難易度」を検証してみましょう。
簿記3級
重要度:★★★ 難易度:★☆☆
税理士事務所で働くなら、まず簿記3級は持っておきたい資格です。
簿記3級の知識があれば、仕訳などの基本を一から説明する必要がなく、仕事を教える側としても非常に助かります。
一方、社会人経験が無い状態から勉強する場合、3級といえども決して簡単ではありません。
ファイナンシャル・プランナー(FP3級)
重要度:★★☆ 難易度:★☆☆
税務・会計だけでなく、年金や金融など、幅広いお金の知識を身につけるという意味では役立ちます。
ただ、税理士事務所で働く上では、簿記ほど必須ではないと感じます。
宅地建物取引士
重要度:★☆☆ 難易度:★☆☆
一般的な税理士事務所のスタッフとして働くために、必ずしも必要な資格ではありません。
ただし、不動産賃貸業の顧問先が多い事務所であれば、不動産に関する知識があることで、顧問先の会計や税務を理解する際に役立つ場面があります。
普通自動車運転免許
重要度:★☆☆ 難易度:★☆☆
営業職などでは重要な資格ですが、税理士事務所の立地により、必要性が大きく変わります。
私の事務所では車で移動する機会はほとんどなく、近距離なら自転車の方が便利です。
税理士試験5科目合格
重要度:★★☆ 難易度:★★★
税理士事務所のスタッフとして働くために、税理士試験5科目合格が必要なわけではありません。
むしろ、スタッフとしては資格そのものより、実務経験や仕事を正確に進める力の方が重要です。
ちなみに税理士試験で必要なのは、頭脳だけではありません。
私自身の経験では、体力と、何度不合格になってもへこたれない精神力もかなり重要でした。
まとめ
税理士事務所で求められる資格は、事務所の規模や業務内容によっても変わります。
今回挙げた資格を見ても分かるように、資格の難易度と、実務上の重要度は必ずしも一致しません。
難しい資格を取得する事だけを目標にするのではなく、「その資格や知識が実際の仕事でどう役立つのか」を考えた上で、勉強する事も大切なのではないでしょうか。
