令和8年分路線価が公表されました
7月1日、国税庁から今年の路線価が公表されました。
路線価とは道路に面する土地の1㎡あたりの評価額で、主に相続税や贈与税の土地評価に用いられる価格です。一般的には、公示地価の約8割程度を目安として国税庁が定めています。
例えば、当事務所所在地である東京都品川区上大崎4丁目4-9に100㎡の更地を所有している場合、路線価が1㎡あたり137万円であれば、土地の評価額は約1億3,700万円となります。
路線価が上昇すると、「土地の価値が上がった」と前向きに捉えられる一方で、相続税の観点では注意が必要です。土地の利用状況が変わっていなくても、路線価の上昇により土地の評価額が高くなり、結果として相続税の負担が増える可能性があります。(実際に、私の自宅の路線価もこの1年間で1㎡あたり10万円上昇しており、その影響の大きさを実感しています。)
近年は全国的に路線価が上昇傾向にあります。不動産を所有されている方は、「自分に万が一のことがあった場合、相続税はいくらになるのか」を一度試算してみることをおすすめします。
相続税は、事前に現状を把握しておくことで、納税資金の準備や生前贈与など、さまざまな対策を検討することができます。路線価が公表されたこの機会に、ご自身の財産状況を確認してみてはいかがでしょうか。
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