年末調整の振り返り

新年あけましておめでとうございます。

本年もよろしくお願い致します。

昨日は東京でも10㎝程度の降雪がありました。

外出延期を考えましたが、スケジュール調整出来ず強硬。この繁忙期、やむ無しです。

さて、12月から年末調整業務に取り掛かり、一区切りつきました。

(12月給与で調整の法人が少なく助かりました。)

今のところ200名程度の資料チェックをしましたが、記載誤り・書類不備が

多かった箇所をピックアップしました。

1.生命保険料控除:控除証明書に払込額と12月までの申告予定額の記載がある場合に、

 払込額で記載

 ⇒こちらは誤りという訳ではないですが、申告予定額での記載で大丈夫です。

2.生命保険料控除:全国生活協同組合連合会の控除額を、上段の払込掛金予定額で記載

 ⇒上段は控除の対象外である、損害保険料の金額も含まれているため、

  下段の保険料の金額を記載する必要があります。

3.生命保険料控除:介護医療保険料の計算式間違い(計算式Ⅱ・旧保険料で計算)

 ⇒こちらは計算式Ⅰ(新保険料等)が適用されます。

  生命保険料控除の中での並びが2つ目のため、どうしても間違いが生じますよね。

4.住宅ローン控除:書類不足

 ⇒確定申告をした翌年以降は、税務署用の住宅借入金等特別控除申告書と、金融機関の

  年末残高等証明書の2つが必要になります。

事前に会計事務所、会社総務・経理がで誤りが多い箇所を書面・メール等で伝える事により、

チェック・修正時間が大幅に削減する事になります。

段取りはとても重要ですね。

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